狭心症・心筋梗塞の治療

狭心症・心筋梗塞の検査、治療

お薬による治療

狭心症の治療は、基本的にお薬による内科的療法で治療します。
狭心症の薬には「血管拡張薬」と「β遮断薬」があります。
血管拡張薬は、冠動脈を拡げて血流をよくする働きと、全身の血管も同時に拡げて心臓の負担を軽くする働きがあります。
β遮断薬は、興奮する神経である交感神経の活動を抑え、血圧を低くし、脈拍数も少なくして、心臓の負担を軽減する薬です。

どちらも血圧を下げるため、高血圧の治療薬としてもよく使われます。
狭心症には、血管拡張薬やβ遮断薬の中から2、3種類を併せて処方します。また冠動脈の動脈硬化を抑え、心筋梗塞症を予防するため、アスピリンを少量使用します。アスピリンは血小板の活動を抑えますから、血栓ができにくくなります。

カテーテルによる治療

胸痛をくり返す不安定な狭心症や心筋梗塞では、心臓カテーテル検査を行ない、血管が狭くなったり閉塞している場合は、心臓カテーテルを用いて血栓を溶かす治療、風船を膨らませるバルーン治療、ステントの挿入などで血管を拡張する治療法を行ないます。

■メリット
メスを使う外科手術とは違い、患者様の身体的な負担が軽いため、通常2〜3日で退院でき、すぐに日常生活へ戻ることができます。
また、カテーテル治療は、治療によるリスクが低いため、患者様の肉体的負担を軽減する治療法として、広く受け入れられています。